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吉本哲雄さん | 出張撮影なら矢野写真事務所/スペシャルインタビュー

吉本さんは会社ではどんな雰囲気なんでしょうか?

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私は平成5年に株式会社企業サービスに入社しました。大半を調査畑で過ごし、後半は責任者として現場を指揮してきました。自覚してる性格としては、淡々としていて伝え方が下手。
特に部下に対する接し方には問題があったと思います。人によっては思いやりのない男と見られてたでしょう。
たぶん、基準が自分だから言葉足らずの指示になり、冷たさを醸し出してたのかも知れません。今思えばとても恥ずかしい話です。
今はリラックスできる職場作りを心掛けて、冗談も以前よりは言っています。
とは言っても笑顔の力に気付いたのは6~7年前。昔の写真は捨てたくなるくらい笑顔がありませんでしたからね。

笑顔を心掛けた結果、具体的にどんな変化がありましたか?

まずシンプルなことですが、私が笑顔だと相手も笑顔になってることにビックリしました。
今までは何だったんだという驚きです(笑)
とっつきにくい人でも笑顔で接していくと、いつの間にか柔らかい人になっていくから不思議です。
あと、写真も笑顔で撮るようになりました。私たちの時代は無表情で撮るのが一般的でしたが(ーー;)、今思えば格好悪い話です。

吉本さんの会社は調査会社という特殊な業種でどうしても堅いイメージがありますが、仕事と笑顔の関係を簡単に話してもらえますか?

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キーワードは「笑顔+笑声」
仕事の場合、笑顔よりも笑声の方が大切だと思っています。
「笑声=えごえ」
とは、ハキハキとして明るく元気な声のこと。
笑顔で話しかけられているような伝え方で、相手を元気にするような声のことを僕はそう呼んでいます。
電話の時は相手の顔が見えない分、声のトーンや調子で受け取り方が大きく違ってきますよね。特に第一印象 。
初めてのお客様(問い合わせの際)からの電話で元気のない、または無愛想な対応だと信用まで失いかねませんからね。

写真はよく撮る方ですか?

はい、カメラは好きですね。写真が好きなんですね。
フィルム時代にもよく撮っていましたが、枚数が多くなったのはやはりデジカメになってからで、どこに行っても撮ってます。
プリントもかなりする方で5,000枚はあります。家では子供たちがよく思い出話しをしながらアルバムをパラパラめくっています。

オススメのカメラマンとの付き合い方を教えてください

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ズバリ、カメラマンの貸し切りです。
数時間一緒にいてもらって、家族との何気ない日常を撮ってもらうんです。
とは言ってもなかなかイメージしにくいですね^ ^
矢野さんに子供の運動会に来てもらったじゃないですか。
あれです。
今の運動会は父親がビデオ、母親がカメラという具合に記憶より記録に重点が置かれる傾向があるようで、会場では拍手がない異様な光景があります。
カメラマンの貸し切りとなると費用面で躊躇してしまうかも知れませんが、運動会での撮影はカメラマンに任せて、自分たちは子供たちの生の姿を見れるんです。もちろん、拍手もできるし撮影をしながらでは気づかない子供たちのいきいきした様子も目に入ってきます。
カメラマン同行の家族が増えるとプロ同士で混雑してしまって、別の問題が起こりそうですすが、拍手の少ない運動会よりは賑やかで楽しいと思います。
カメラマンと言えばしっかりとした拘りをもっていて妥協を許さないようなプロ根性を持った人が多いと思いますが、その反面融通が利かない人が多いというのが私の印象です。
料金体系も写真データは別料金が必要なところもたくさんあると思います。昔、子供の写真をあるスタジオに撮りに行きましたが、支払いの時にビックリした記憶があります。
矢野さんのようにプロでありながら柔軟な対応をしてくれるカメラマンがもっと増えると、一般の人たちも利用しやすくなって、笑顔がどんどん増えていくでしょうね。
矢野さんはそういう敷居の低いカメラマンの先駆者です。これからの活躍も大いに期待しています。

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